独創的なアイディアを出すためには

夜は、北京五輪アジア地区最終予選「日本対サウジアラビア」戦を、社員のひとたちと観戦。何度もチャンスがありながら0-0のドローで、ストレスがたまる試合でした。体も冷え、サッカー観戦には寒い夜。

ところで、『自由に生きるとはどういうことかー戦後日本社会論』(ちくま新書)の中で、「独創的なアイディア」の作り方をめぐって、日米で対称的な反応が紹介されています。日本人の多く(58.2%)が、「一人のほうが独創的なアイディアを思いつきやすい」としているのに対して、アメリカ人の多くは、「集団のほうが独創的なアイディアを思いつきやすい」(48.6%)、「集団のみ」(33.6%)としていることです。(資料:川久保美智子) 意外でもありますが、日本人が、力を合わせながらシステマチックな仕事の進め方を行なうことを、小さい頃に学んでいないということを表しているのではないかと思います。こんなところにも、日本の受験中心の勉強の弊害がでていると僕は推察しています。