『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』、そして「バベル」(DVD)

知り合いと村上春樹の話をしていて、「ずっと前、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を読み終えたあと、翌朝までずっと泣いていた」という話を聞き、買ったままで手をつけていなかったこの本を読み始めました。それだけの感動を与えた作品よりも、それだけの感動を覚えた知人の感受性に、興味を持ちました。

昨日は、11月2日に発売になったばかりの映画『バベル』のDVDを買いました。

数回、この映画のことを書いたのですが、菊池凛子は、この映画一本で、世界の多くの人たちの記憶に残る仕事をしたと思います。