「暴走老人!」(藤原智美著)

10月8日号の日経ビジネス(「著者に聞く」のコーナー)で、ノンフィクション作家・藤原智美さんの話しを読みました。

今の世の中、老人にとって暮らしにくい社会になっている。それはITを使いこなせているかどうかが原因のひとつだ。携帯電話やパソコンは単なる便利な道具ではなく、生活の基盤になりつつあり、この事態に対応できない老人は焦りを抱えているのではないか?情報難民となっていることが、老人の暴走につながっている。こういう趣旨のお話でした。

老人がITを使えること、あるいは老人にも使えるITであること。子供や学生だけにとってのITリテラシーではなく、老人にとってこそ、ITリテラシーは切実な話しだとあらためて思いました。