善き人の死

今朝の朝刊社会面に、映画「善き人のためのソナタ」で、芸術家を監視する主人公のシュタージ(国家保安省)職員を演じていた男優・ウルリッヒ・ミューエが、胃がんのために死去したことがでていました。ドイツ東部・ザクセン州で、22日、54歳でなくなられたそうです。

6月6日の黒犬通信で書きましたが、とても重いテーマの、でも希望も与えてくれる、とてもいい映画でした。『グラデュエーション・デイ』の翻訳でお世話になった佐々田雅子さんと、Library by Odyssey でお世話になった最相葉月さんから教えてもらってみた映画です。もう映画館では上映していないと思いますが、近々ビデオになるのではないかと思います、とてもお薦めの映画です。

先週、アメリカで知り合ったニュージーランド人と話していて、最近の映画でよかったものとして、この映画の話になりました。国を越えて感動を与えてくれる映画だと思います。