検索は等身大。

今日お昼ごはんをご一緒した方がおっしゃっていた言葉。「検索は等身大以上のものにはならない。」その方がテレビで見たネットカフェに寝泊りする少女がひたすらに検索していたのは、「日雇い」情報サイトだったとか。この少女には、大学進学の情報も、職業訓練のサイトも、意識には入ってこない。そんなことより、今目の前にある、お金を稼ぐということに、すべての意識はある。

どんな言葉を検索するのか。それはまさに今の自分そのものかもしれない。検索ワードを特定の組織がデータベース化し、それをビジネスにつなげていることについて、よく考えてみる必要がある。便利さと膨大な情報との引き換えに、自分自身を(自分の秘密も)、第3者に無意識のうちに渡しているわけだから。

そして、ネットカフェで日雇い情報サイトを検索する少女は、どうすればそこから抜け出すことができるのか?誰か、助けてあげられる人はいないのか?