献本『誰がために国はある』

Dscf1065 黒犬通信をお読みいただいた方から、是非読んでほしいということで『誰がために国はある 因果応報・六つの難事』というご本をお送りいただきました。

著者の方(木屋 与左右。ペンネームでしょうか?)は、「1945年中国北京生まれ、某企業に長年勤務し、05年に定年を迎え今日に至る」とあります。プロローグおよび目次から推測するに、たいへんまじめに取り組まれたご本のようです。帯には、「六つのテーマを切り口に、戦後日本の病根をえぐる」とあり、その六つのテーマとして、官僚直轄の巨大経済圏、金融不全(巨大不良債権)、日本的企業経営の崩壊、国と地方の大借金、国を蝕む高級官僚、国を担えぬ政治家たち、があげられています。

450ページを超える作品で、まだ中身をくわしく拝見していないのですが、取り急ぎ、お礼をさせていただきます。