映画『善き人のためのソナタ』

映画は映画館の中で観ないといけないと思っているので、飛行機の中で見てよしとするわけではないのですが、ドイツ映画『善き人のためのソナタ』は往復の機内で、2度見てしまいました。人間の醜いところと美しいところ、強さと弱さ、人は変ることができるのかどうか、そのようなテーマを取り上げている映画です。ふたりの主人公(国家秘密警察のメンバーと、監視される劇作家)が、どちらも人生の重さをしっかり受け止めながら、静かに生きていくところに胸を打たれます。8月にはDVDもでるようです。

帰りの飛行機ではもう一つ、広末涼子がでる『バブルへGO!』という邦画を見ましたが、こちらは80年代のバブルが懐かしい僕のような世代が贔屓目で見ても、少々物足りない映画でした。