悲しき狭小国家

日本の国土の狭小さにまつわる話、三つ。すべて今日見聞きしたことです。

1朝日の夕刊一面に、市谷の防衛省のそばに建つ38階建てのマンションが、迎撃弾ミサイルの飛行コースの方角と、完全に重なってしまうことがでています。車でたまにこのそばを通ったときに、防衛省のとなりの高層マンションに住む人がいるのかな、と思っていたのですが(いつミサイルが飛んでくることやら)、記事によると38階建てのマンションは、予約で完売だとか。(でも、この記事を読んでキャンセルする人がでるのでは?)

2 同じく朝日夕刊の2面には、「小学校の隣に仮出所者の施設」を建てようとしたプランが、地元の人たちの大反対で、暗礁に乗り上げているという記事(場所は福岡市)。代替の土地があるのか?

3 飛行機を操縦するのが趣味という人から聞いた話。アメリカでは、自家用飛行機を持つ人が、何万といるそうで、自分の手で飛行機を作る、DIY市場も立派に存在しているとか。(組み立てキットが数十万円で発売されている)実際、個人愛好家向けの、厚いカタログを見せられました。日本では、さまざま規制があって、調布の飛行場でも、個人で飛行機をとめているのは、その人も含めて、10人か、20人程度だとか。移動の自由を味わわせてくれるのが、飛行機。

今日お会いした方は、アメリカでもよく飛行機を飛ばしているそうです。アメリカは、自己責任の原則がしっかりしていて、規制緩和が進んでいるそうです。

はやり土地は広いほうがいい・・・土地の話になると、アメリカやカナダ、オーストラリアなど、羨ましくなります。