努力するオプティミストで行こう!

今日の朝日新聞・朝刊一面トップの記事は、「生保38社不払い284億円」の見出しです。自分のところの義務がわからないような商品を、日本を代表する保険各社が販売していることが、残念です。生保だけでなく、損保でも、不払いの問題があります。一体これってどういうことなんでしょうか?思いつくことを書き上げると、

  1. 保険会社もよく把握していない商品を販売している(事務処理=バックオフィスがついていっていない)
  2. 顧客側もよく理解しないまま商品を購入している(僕も自分が入っている保険の内容をほとんど理解できていないです)
  3. もしかして、お客から言われなければ、払わなくてもいいや、というような体質があるのか?
  4. もともと、複雑な保険商品自体が存在することに疑問をもつべきかもしれない(デリバティブを使った金融商品などは、一般顧客はほとんど仕組みを理解できていないはずです)

僕の場合、20年ほど前、会社の同僚から紹介された生保の営業の方とお付き合いがずっと続いていて、ほとんどその人の言うままという状況です。契約内容なんて、きっちりと理解しているなんて言えません。これではまずいと思いつつも、ずっとそのまま。この間、1度か2度、契約内容を変更していますが、この程度で終わっているのは、この営業の方が「良心的」に、僕に対応してくれているのかもしれません。

われわれ、少々、不安症候群過ぎるように思います。死んだり、病気になったりしたときにそなえるのであれば、シンプルで、使い方がすぐにわかるような保険で十分でしょう。あまり最悪のことばかり考えていないで、でも、ノウテンキなばかりでなく、「努力するオプティミストで行きたいです!