「リクルートのDNA」

今日は、話題になっている「リクルートのDNA」を読んで午後が終わってしまいました。この本は、第1章が真髄で、他は逸話を集めたもので、適当に読み飛ばしておいてもいいくらいです。(全部、きっちりと読んでしまいましたが・・・) 第1章(「企業風土について」)、それから、第3章(「成功する起業家の条件」)は、すべての会社経営者、起業家にとって、参考になるのではないかと思います。

この本の中で、一息ついたのは、昭和43年、まだ社員数が200名程度だった頃、日経新聞に800万円の一面広告を出して、400名の応募、2名採用、そのうち、1名はすぐに退社。1名の採用のために、800万円の求人広告費を使ってしまった、というくだり。弊社もそうですが、リクルートさんには、「授業料」(!)を払っている企業は、かなりの数になりますから、こんなエピソードを聞くと、リクルートも最初は人集めで苦労していたんだなと、少々、慰められます。