Between A Rock And A Hard Place

日本語には翻訳されていないようですが、Between A Rock And A Hard Place という本のオーディオ・ブック(CD版)を見つけました。表紙の写真がとてもショッキングで、右手が義手となった作者が岩の上に座っています。以前あった映画の『シザース・ハンド』を思い出しました。作者は、ユタの岩山を一人で登っていたとき、落石に右腕を挟まれ、動けなくなります。数日苦悩したあと、自らが右手を切り落とし、自由の身を取り戻したそうです。あまりのショッキングさに、言葉がありません。

きっと日本にも同様の話はあるのかもしれないのですが、アメリカはこのような勇敢な話を、多くの人たちが共有し、お互いに励ましあい、そのような苦難を乗り越えた人たちを、大きくたたえるという文化というか、風土があるように思います。アメリカから見習いたいと思うのは、そのような点で、孤独に絶えていく姿勢、自由を獲得しようとする意思、自分の主張を多くの人に知ってもらおうとする努力、そんなところはもっと日本人の我々も見習ってみてはと思っています。

このBetween A Rock And A Hard Place は映画化されないものでしょうか?それとも、少々、ショッキングすぎるかな?