『トーマス・ワトソン・シニア』(The Maverick and His Machine)

IBM創業者、トーマス・ワトソン・シニアの伝記です。去年は、『ピーター・ドラッカー365の金言』という本を社内の読書会で1年を通して使ったのですが、今年は手始めに、IBMの創業者に関して読んでみようと思っています。このあとは、シニアの息子で、IBMの2代目社長であった、『トーマス・ワトソン・ジュニア』の伝記を続けて読もうと考えています。

シニア(父)の本の副題には、「貫徹の志」-IBMを発明した男―とあり、その息子であるジュニアの本の副題には、「先駆の才」-IBMを再設計した男―とあります。そして、3冊目として、90年代後半、IBMのリストラクチャリングを行なった、ガースナーの『巨像も踊る』を読んで、IBMの歴史や変遷をたどりながら、経営のことを考える参考にしたいと思います。