そして誰も本を読まないの?

僕にとって初めての本になる、The Graudation Day の翻訳出版に関して、出版をお願いしている英治出版の原田英治さん他2名の方たちとミーティングを。お話を伺っていると、出版される本は星の数ほどなのに、本を買う人、読む人は・・・。

この2週間ほどで、数社のIT系出版社を訪問しましたが、皆さんから共通して聞かれる声も、出版ビジネスがいかに苦しいかということ。IT分野の出版を行なってきた会社が、大人用の塗り絵の本を出しているという状況ですから。

携帯電話、SNSと、時間をつぶす方法がありすぎて、ちょっと努力をしないといけない本を読むという行為を、嫌う人が増えているのでしょうか?そういえば、子供に、本を読ませようという親が少なくなっている、という話をよく聞きます。

渋谷のY書店、六本木のA書店など、個性的な本屋が大好きです。ユニークな本屋さんや出版社には、逆風の中、頑張ってもらいたいです。