「泣きながら生きて」

フジテレビの特別番組「泣きながら生きて」を見た。文革の時代、下放政策の犠牲者になった中国人のお父さんが、日本で爪に火をともすような生活をしながら、上海に住む娘がアメリカ留学できるように頑張っている話。お母さんは上海、お父さんは東京、そして娘さんはアメリカのニューヨーク州へ。13年間も離れ離れになっても、お互いに信じ合う夫婦関係というのは、もう日本ではおとぎ話の世界でしか存在しないかな・・・

作った人たちは、中国人のようでしたが(企画・製作は中国名の人たち)、十数年の長きにわたって、ひとつの中国家族の物語を作り上げた情熱に喝采したい。

民放も、もっとこのような番組を流して欲しい。下世話なバラエティ番組しか視聴率を取れないなんてことはないはずだもん。