タウンミーティングと審議会

政府が全国各地で行なっていたタウンミーティングにおける、やらせ質問と入場制限が問題になっている。よく表ざたになったものだと思う。民主主義を教える立場のはずの文科省の役人は、実は民主主義なんて、まったく信じてなんかいないことが、こんなことから露呈してしまったような感じがする。

でも、こんなやり口は、政府が大なり小なり、ずっとやってきたことだろう。だって、お得意の有識者による審議会なんていうものは、政府側に都合のいい人たちを集めて、玉虫色か、自分たちに都合のいい答申を出してもらうためとしか、機能してこなかっただろうし。

自由な議論が出来ない社会が、永続的に発展を続けることができるとは思えない。