夏も終わり

今日で8月も終わり。そして夏も終わりかな・・・

昨日、東京国際フォーラムの周りが、若い女の子たちで、とても騒がしかったのですが、お昼休みに、携帯で動画をとってきました。ジャーニーズ系のタレントのイベントのようでした。ジャニーズ事務所というのは、日本の社会の中で、確固たる位置を占めていますね。これだけ、若い女の子たちを動員する力があるのですから。プロジェクトAのニクブロ (http://2926.jp) に撮った動画をアップしています。

明日から9月。残り3分の1の2006年も、毎日毎日大切にしていきたいですね。

エルモに感謝状

外に出たとき、何度か見ていたエルモの防災ポスター。8月29日に、四谷の消防博物館で行われた、消防総監によるエルモへの感謝状贈呈式に関して、「フジサンケイ ビジネスアイ」に記事が掲載されています。

群れたがるのが人間?

夕方から、Graduation Day の第一回目「編集会議」をおこないました。翻訳は、この前ご紹介した佐々田雅子さん、編集は、ベストセラーとなっている「3週間続ければ一生が変わる」を翻訳された北澤さん、エージェントの甲斐さん、そして発売をお願いする英治出版の原田英治さん。来年の初めの出版を目指して、頑張ります。

佐々田さんは、結構ネットをご覧になられていて、「黒犬通信」も毎日ご覧いただいているとか(横浜の石井琢朗選手のブログの前後に、黒犬通信をご覧になられていると、お聞きしました。佐々田さんは、野球のファンだそうです)。

佐々田さん、年齢はお書きしませんが(!)、僕よりも「ちょっと」お姉さま。その、佐々田さんのまわりでも、mixiに入っている人たちがかなりいるそうで、mixiの広がりを感じました。今日はオデッセイにインターンとして2週間来ている、専修大学と尚美学園大学の、ふたりの大学生から自己紹介のプレゼンテーションをしてもらったのですが、彼らもmixiを利用しているということですから、本当に幅広い年齢層に広がっていますね。

ただ、佐々田さんはSNSには入らない方針だとか。理由は、基本的に、「ミクシー疲れ」、「ミクシー依存症」などと言われる状況は、避けたいからとのことで、実は僕もこれには同感。基本的にべたべたした人間関係が、少々苦手。

でも、SNSはアメリカでも大ブレイクしているので、洋の東西を問わず、人間は群れたがるということでしょうか?

ますます広がるイー・コマース

新しいウェブ戦略を作っていきたいという知人からの依頼で、ウェブ制作会社を紹介しました。夜には、あるエンターテインメント会社で、配信・ネットワーク事業を担当している友人と夕食をしたのですが、彼のほうも、新しいファッションウェブサイトの立ち上げを任されているとか。自社の資産を利用して、先行している会社と差別化をどう実現していくかが、課題ということでした。

イー・コマースの市場は、ますます広がっているように感じますし、イー・コマースに挑戦したいという企業も増えているように思います。自宅から注文したあと、早ければ翌日には商品が到着する、支払いも商品受け取り時にという便利さを、多くの人が実感してきているようです。

また、渋谷や原宿で売られている商品を専門に、ネット販売する会社が成長するという現象は、「デリバティブ=派生商品」と「情報化=バーチャル化」、そのものと言えます。金融の世界で20年前から起こっていることと同様の現象が、ものの販売の世界でも起こっているといえます。

ユニークな音楽サイトーPandora.com

時々アクセスするアメリカのサイトで、Pandora.com という音楽サイトがあります。自分の好きな歌手やバンドを入力すると、類似する音楽を聞かせてくれるものです。僕が好きなカーペンターズと入力すると、彼らの曲2曲と、知らない歌手の歌を2曲、知っている歌手(ディオンヌ・ワーウィックとシーナ・イーストン)の曲2曲を聴かせてくれました。このサイトの自己紹介文を読んでいると、音楽、プログラミング、そして経営の3つの分野に経験を持っている専門家たちが集まった会社であることがわかります。異分野の人たちが集まることによって、新しいものを作っていこうとする意欲と意図がすばらしいです。

ところで、カーペンターズと入れると、今夜、まず最初にかかったのが、カーペンターズのBLESS THE BEAST AND CHILDREN という歌でした。A SONG FOR YOUというアルバムの7番目に入っている曲です。「動物と子供たちの詩」と訳されています。動物たちと子供たちに幸あるように、という歌なのですが、歌詞は以下のようなものです(僕の訳なので、決してレベルの高いものではありませんが)。

    「動物と子供たちに幸あれ、この世界で声を持たず、選択することができない存在なのだから。

    動物と子供たちに幸あれ、この世界は彼らの目に映る世界ではありえないのだから。

    彼らの道を照らしたまえ、暗闇が彼らを包み込むときに。彼らに愛を与え、愛の光で彼らの周りを輝かせたまえ。

    動物と子供たちに幸あれ、嵐から彼らを守るシェルターを与えたまれ、彼らを守り、彼らに温もりを与えたまえ。」

この歌が作られたのは、1970年代前半。でもこの歌の祈りとは反対のことが多い世の中です。子供も動物も、自分たちだけの世界から大人と競争する世界に放り出されてしまい、商業主義の嵐の中で、生き急がされているように見えます。出会い系サイトや幼児ポルノにしろ、あるいは24時間営業し、売れ残ったらバーゲン品として処分していくペットショップにしろ、大人たちの金儲けのために犠牲になっているのは、子供たちと動物たちですから。

Graduation Day 翻訳の一部を読む

週末の二日間は、本当に早く過ぎていきます。昨日の午後4時過ぎからは、a-nationに行きましたが、実は、隔週の土曜日午後1時から、ちょっとした習い事にいっていて、昨日もその習い事の日で、午前中は準備があったりして、結局、一日中、外出。

今日は今日で、この前、胃の切開手術をした♀の甲斐犬・カイを、赤坂動物病院に連れて行き、診察してもらう。(先生、ちょっとお疲れでは?日曜日も、面倒みていただいて、ありがとうございます!)カイは、病院が大嫌い。病院の中では、ビクビク震えているんだから。

それから仕事!僕にとって、初めての出版プロジェクトとなる、「The Graduation Day」(邦題をどうするのか、これが結構決め手になるかな)の翻訳の一部が、翻訳家の佐々田雅子さんから上がってきているので、読ませていただきました。この本は、僕が数年前に、アメリカの書店で見つけた本で、日本でも多くの若い人たちに読んでもらいたいと思って、今年のはじめ、翻訳権をとったものです。30名ほどの有名人たちが、有名大学の卒業式で行った記念講演を集めたもの。佐々田さんから手始めに送られてきた翻訳は、ジョディ・フォスターが、彼女の母校であるエールで行った卒業記念講演、そしてWeb 2.0 の提唱者として、世界的に有名になった、ティム・オライリーがカリフォルニア大学バークレー校で行った講演。

佐々田さんは、文芸作品の翻訳をたくさん手がけていらっしゃる有名な方で、最近ではトルーマン・カポーティの「冷血」の新訳を出されています。そんな方に、翻訳をお願いできて、たいへん光栄!この本は、これから社会に出て行こうとする学生はもちろんのこと、20代、30代の方たちに、そして自分を見失っている40代以降の方たちにも、幅広くお読みいただければと希望しているものです。年末か、来年早々には出版予定ですので、お楽しみに! (発売は、AFSの後輩、原田英治さんが創業した英治出版にお願いすることになっています)近々、この本のためのブログも立ち上げる予定です。

なお、佐々田さん関連のHPには以下のようなものがあります。

翻訳書籍一覧

新潮社「冷血」案内

読売新聞記事

明日は、Library by Odyssey の一週間分の収録があるので、その準備もしなくては。

あーあ、とにかく、日曜日の早く過ぎること!一週間分の食料の買い物やらなにやらで、週末もあわただしく終わってしまいます。

夏恒例のa-nation

今年も、avex 主催のa-nation(@味の素スタジオ)。 毎年、アリーナの最前列で見させてもらえるので、ステージがよく見えます。今日出たアーティストのなかで、僕が好きなのは、TRF、hitomi、大塚愛、鈴木亜美などなど。でも、着くのが遅れたので、最初に登場したらしいアミちゃんは見られず。

倖田來未のパーフォーマンスが終わったところで、黒犬たちが待つ家路に。(倖田來未は、葛西臨海公園であったa-nationでは、まだまだマイナーで、与えられた時間もほんのわずかだったように記憶しているのですが、ビッグになりましたね) 最後まで残ると、スタジアムをでるだけで、たいそう時間がかかりそうだから。ただ、一度、酉を勤める浜崎あゆみのパーフォーマンスを見てみたいです。(これまで3度、a-nationに来ていますが、いつも浜崎は見ていません)

ライブは大好き。エネルギー一杯のコンサートに行くと、元気をもらえますからね。a-nation が終わると、もうすぐ秋かな・・・

追記

YouTubeに昨晩のa-nationのビデオでも出ていないかと、チェックしてみたら、昨年の模様が。会場でも、カメラ撮影のチェックはかなり厳しくやっていました。特に、ステージ前に座っていたので、不審な客がいないかどうか、チェックしている係りが目の前にいました。

岡本太郎作「明日の神話」を見る

急逝される前の岡本敏子さんとは、ある集まりで、何度か、お話させていただいたことがありました。訃報を新聞で読んだときのことは、この『黒犬通信』でも書きました。

岡本太郎が、メキシコで制作していた幻の壁画「明日の神話」が、復旧されて、汐留にある、日本テレビの広場で公開されています。これは、岡本敏子さんが、メキシコで探し続けて、ようやく見つけたもので、「復旧して日本に持ち帰りたい」ということを、強く訴えていらっしゃったものです。

岡本太郎は、文章や写真も上手だったし、もちろん、絵もおもしろいアーティストだった。1970年の大阪万博での「太陽の塔」は、戦後日本のある時期を代表する象徴的な作品だとも思います。

「明日の神話」をめぐる表のストーリーには、主人公がふたりいます。一人は、岡本太郎、そしてもうひとりは岡本敏子。「裏のストーリー」として、僕は、岡本太郎に、この作品を依頼した、メキシコの実業家のことを知りたいです。このメキシコの実業家は、ホテルのロビーに、岡本太郎の作品を飾るつもりだったようですが、途中で、資金が尽きて、このホテルは完成されなかったそうです。(そのせいで、「明日の神話」の行方が一時、わからないくなっていた) 

メキシコには、リベラ、オロスコ、シケイロスなどの素晴らしい歴史的な画家がいて、彼らもたくさんの壁画を残しています。そんな画家たちが存在したメキシコで、日本の画家・岡本太郎に依頼してきたメキシコの実業家に感謝すると同時に、その依頼者がどのような人だったのか、ちょっと知りたいなと思います。

「明日の神話」公式サイトは、こちら

プロジェクトAのニクブロでもご覧ください。最初に映っているのは、中国からの研修生のチェン・チェンです。

実は、石原慎太郎のファン。

大学は、学費の安い国立大学で、東京にありさえすれば、どこでもいいかな、という程度に考えていました。結局、国立にある学校にいくことになったのですが、実は、その大学の卒業生である石原慎太郎がかっこよくて、それでその大学に関心を持ったということがあります。このことはあまり人には、言ったことはないのですが・・・

そうかと言って、高校生時代に、石原さんの作品を読んでいたわけでもなく、雑誌で時々、石原さんのエッセイを目にしていた程度でした。ただ、石原さんが、母校について、エッセイの中で書かれていた思いに心を動かされたことが、同じ大学を受験することにつながったように思います。

今日も、雑誌『ゲーテ』を買ったのですが、石原さんの「オンリーイエスタデー」というエッセイを読みたかったから。産経新聞でも、月一回一面にでるエッセイをよく読んでいます。

今日は他に、オシム特集の『ナンバー』と、『アエラ』、それとこの前、展覧会でお会いしたカメラマンの寺内さんが出している『PHat PHOTO』を買ってしまいました。とにかく雑誌は大好き。

フィンランドから、SNSへの招待

偶然、2つのSNSからの招待をもらいました。ひとつは、AFS(高校生留学プログラム)の知人から、AFS関係者のSNS。僕が一番大切だったと思っている経験のひとつが、AFS (オデッセイIT奨学金をスタートしたくらいですから)。

もうひとつは、一度東京で会ったフィンランド人から、ヨーロッパ中心に広がっているSNS。このSNSで卒業した学校名、卒業年度に関する情報を入力すると、あらまあ、ハーバードビジネススクールで同じセクション(日本でいうところの組)で仲のよかった連中の名前が、いくつもでてきて、彼らも同じSNSに入っていることが判明。本当に小さな世界だこと。

泉麻人さんに言われてしまった!

今日はプロジェクトAがある新富士に行っていたのですが、新幹線の駅で、バッグパックを背負った外人数名を見かけました。富士山に登るのかな?6月に、五合目まで自転車で登りましたが、まだ登頂したことはありません。いつかきっと。

ところで!!!!

Library by Odyssey に今週登場いただいている泉麻人さんに、今夜放送分で、「オデッセイコミュニケーションズってなんですか?」と、言われてしまった!小山薫堂さんが「この番組のスポンサーなんです、資格界ではたいしたものなんです!」って、やさしくフォローしてくれたけど・・・会社の知名度上げなくちゃあね。

勝負は紙一重

早稲田実業と駒大苫小牧の試合に感動した。最後に高校野球を見たのは、一体、いつだっかさえ覚えていないほど、高校野球には縁遠くなっていましたが。

愛媛県で育ったので、昭和44年、松山商業(井上投手、一色監督)と青森の三沢高校(太田投手)の2日がかりの決勝戦のことは、覚えています。あれから、37年ぶりのことだそうですが・・・

駒大が勝っていても、決して不思議ではなかった。でも、これが勝負、紙一重で、勝敗がきまってしまった。勝ち負けは、あるけれど、両校の選手はほんとうに全力を尽くしたと思います。全力を尽くすことは、本当に素晴らしい。

お住まいの市町村のHPをご覧になったことありますか?

ちょとしたことがあって、住んでいる市のHPを見ました。実は初めて見ました。皆さん、自分が住んでいる市町村のHPをじっくり見たことがありますか?皆さんのお金(=税金)でできているHPですが・・・

僕が住んでいる市のHPを見て、以下のような発見がありました。

1 市長の交際費が月ごとに出ている。(でも、これで本当にすべてなのか?)たとえば、7月は28件で、32万600円。

2 僕が住んでいる地区の名前の由来

3 毎月かなりの頻度での初心者向けIT講習会を行っていること(OS、ワード、エクセル)

公的機関の、本当のIT化を進めてもらいたいと思っています。ここで僕が定義するIT化は、管理されるツールとしてITが使われるのではなく、われわれ市民側から、市が持っている情報へのアクセスが簡単にできること(個人情報は別)、行政担当者、意思決定者との情報のやりとりが、やりやすくなることです。そのためには、絶対的に、ネットを大いに利用してもらいたいです。(10年以上前、隣地でのマンション建設へ抗議をするために、何人かの方たちと時間を合わせて、会社を休んで、市役所に行ったことを覚えています。こんなことも、ネットを使えば、違うやり方があるはずです。)

印刷物での情報の配布はすべてやめても、いいくらいでは?(年配者向けには、紙媒体が必要とは思いますが) 市町村で、メルマガとかに取り組んでいるところは、多いのでしょうか?

IT講習会をやったとしても、自治体や政府自体自体が、情報伝達の手段として、ネットをもっと活用し、さらには、ある程度義務化しないかぎり、IT講習会が、年配者向けの脳トレ程度の話に終わっている現状からは、前に進まないように思うのですが・・・

イラク戦争反対のHP

1960年代、ベトナム戦争が行われていた頃、インターネットが存在していたならば、ネットを中心としながら、ものすごい反対運動が展開されていたことと思います。もちろん、現在進行中のイラク戦争に関しても、アメリカ国内において、さまざまな反対運動が、行われているようです。

偶然見つけたのですが、以下のようなサイトがあります。

US Tour of Duty (副題は、「イラク軍人と家族は、真実を求める」とあります)

その中に、イラクで息子をなくした母親が、ブッシュ大統領に面会の機会を与えられたとき、いかにひどい対応をうけたのかを訴えているビデオが流されています。ある意味では、ほんのわずかでも時間を融通してくれた大統領に感謝すべきかもしれませんが、息子を亡くした母親が、ブッシュのささいな言葉から、どれだけ傷つけられたかを叫んでいるビデオです。

この女性の息子は、"Life is good."(人生はいい!)というのが口癖だったそうで、この女性はそんな息子の話をしたところが、大統領からは、「これからの彼の人生が、いいものだったかどうか、それはわからないでしょう」という返答があったとか。

さらにブッシュは、「この戦争が成功するのかどうか、自分たちが生きている間にはわからないかもしれない」と発言したそうで、そんな戦争を行っていることの無意味さ、そんな戦争で死んだ自分の息子は、犬死にではないか、と訴えています。

さようなら、民放

昨晩、お食事をごいっしょさせていただいたお取引先の、同業他社買収のお話が、今朝の新聞にでていました。昨日の午後には、すでに、プレス発表されていましたので、別にインサイダー情報ではありませんよ、念のために!月曜日の株価がどうなるか。

ところで、テレビを見なくなった。特に、民放の番組。民放の関係者と話をしていても、その方自身が、「まだNHKの方がいい番組を作っている(ただし、NHKは予算がずっとあるから)」という意見。

別に今気づいた話でもないのですが、見たい番組が本当になくなってきています。よく言えば、 バラエティ、簡単に言うと意味のない番組ばかり放送するようになってしまって、もうどのくらいになるものか。

暇つぶしの時間をどうやって過ごしているかというと、多くの方がそうであると思うのですが、ネット。クラシック音楽の「ストリーミング放送」を聞いたり、ポッドキャスティングを聞いたり。さっきまで、日経ビジネス編集長のポッドキャスティングを聴いていたのですが、おもしろかった。

この黒犬通信も、アリゾナ大学内のラジオ局KUAT FM を聞きながら、書いています。

これから、どんどん民放を見る人が減り、広告媒体としての価値が下がっていくことになればいいのにと思っています。さらに、今は実質的に民放各社に無料で提供している電波。その利用料を、是非、オークションで決めるようにしていただきたいです。税収不足の時代ですから。


2007年のカレンダー

もう来年のカレンダーのデザインを決めるような時期に。時間がたつのは、本当に早い!来年のオデッセイのカレンダーは、タンタンです。

VBAエキスパート試験、公式サイトリニューアル

Vba_logo 昨日、VBAエキスパート試験の公式サイトのリニューアルがありました。また試験の配信を、オデッセイコミュニケーションズで行うことになり、全国でこれまでの倍以上の試験会場で受験することができるようになります。(だから、受験が便利になる!)

ところで、昨晩のLibrary by Odyssey、お聴きになりました?オデッセイの社内でも、ラジオを持っていない社員が結構いるんですが、ご心配なく、ウェブラジオがあるから。で、夕べは、マイクロソフトのIT Pro オーディエンス部・部長の森田さんにご登場いただきました。森田さんは、来週、再来週水曜日にも登場予定です。

これからますますLBOのゲストは充実してきますから、お楽しみに!

ボストンのリミックス版CD

Dscf0490_1 Dscf0491 1976年にデビューしたアメリカのバンド、ボストンのリミックス版CDがアマゾンから届きました。デビュー作のBoston と、第2作のDon't Look Back.どちらも実質的には、トム・ショルツという一人の天才が作った作品です。彼は、MITの大学院を卒業したエンジニアで、ポラロイドに勤めながら、自宅の地下室に作ったスタジオで、個人財産をほぼ使い尽くし、レコード会社から拒絶されながら、リリースのあてもないデビュー作を作っていたそうです。そのデビュー作が、世界中で、1700万枚も売れるような作品になるなんて!

30年ぶりに、デジタルの時代に合わせて、自分(トム・ショルツ)の気に入ったリミックス版を作ったのが、今回のCDだそうです。ネットの時代なので、直接アーティストの手紙が読めるのも、うれしいことです。

僕がオリジナルな音楽を作り出したと思うバンドがいくつかあって、そのひとつがボストン。もうひとつは、ボストンから10年後に登場する、ブルース・ホーンスビー(Bruce Hornsby)

受刑者向けラジオ番組

またまた新聞記事から。8月13日のサンケイ新聞で、府中刑務所で受刑者向けのラジオ番組が、月1回、生放送されているという記事を読みました。刑務所内での生放送は珍しいそうです。ラジオパーソナリティの方が、刑務所体育館内の特設スタジオで、受刑者からのメッセージを読み上げ、リクエスト曲を流すそうで、毎月300通以上のリクエストカードが届くそうです。

Library by Odyssey をやり始めたこともあって、ラジオにはとても関心を持つようになっています。声から届くメッセージは、視覚を伴ったメッセージよりも、想像力を沸きたててくれます。また、強く、こころに訴えかけてくるものがあります。ラジオの力が、どのような理由であれ、罪を犯して刑を受けている人たちの再生のために、少しでも役立つとしたら、とても素晴らしいことだと思いました。

ちなみに、受刑者にPCを習得してもらう、その目標として、弊社で提供しているPCスキルの資格はどうだろうか、というお話が以前ありました。その後、前には進んでいないようですが、ユニークなお話だなと思ったことを記憶しています。

高齢化時代のスーパーヒーロー

8月13日(日曜日)の日経新聞の「マイバランス」というコーナーに、聖路加国際病院理事長の日野原重明さんのインタビュー記事がでています。やりたいことだらけなので、お金は全部使い切るつもり。お金を残してどうするのか、財産の相続なんて意味がない。そう、言い切っていらっしゃいます。

ちょうど、この数日前、日本で最大の消費者金融の創業者がなくなられました。消費者金融という新しいビジネス分野を開拓した実績、日本でも有数の資産家になられたこと、それはたいしたものですが、ある意味では、日野原先生とは対極に位置する人生を歩まれたのかもしれません。

日野原先生は、日曜日の朝のテレビにもでていらっしゃったようです(残念ながら、拝見しませんでした)。先生は、現在94歳。僕は今年47歳になりますが、まだ日野原先生の半分しか生きていないと思うと、まだあきらめずに、勉強できていないこと、実行できていないことに取り組まなくてはと思えてきます。

日野原先生は、高齢化時代の日本の、スーパーヒーローのお一人かと思います。

本屋は危険な場所

昨晩、ステーション・モールに入っている本屋で、またまた予定外の本を買ってしまった。もともとは、朝日新聞からでている『仕事力』という本を買うつもりだったのですが、ぶらぶら見ているうちに、結局合計8冊ほど。本屋は、僕にとっては、いつも余計な出費が発生する、危険な場所。

買った本の一冊は、梅田望夫さんの『シリコンバレー精神ーグーグルを生むビジネス風土』なのですが、梅田さんのブログを拝見していて、「あ、この人も黒犬仲間だ」と、気付きました。黒のラブラドールレトリーバー(♂)を飼ってらっしゃるようです。

雑誌「ビジネスウィーク」のPodcast

前回は日経新聞のポッドキャスティングのことを書きましたが、アメリカのビジネス誌「Business Week」のサイトにも、ポッドキャスティングのコーナーがたくさんあります。ITと英語の勉強の一石二鳥に、「ビジネスウィーク」のようなサイトで、ポッドキャスティングを聴くのはいいかもしれません。

「黒犬通信」でも、何度か取り上げているウェブ2.0ですが、提唱者であるティム・オライリー自身が、ウェブ2.0にいつて語っています。こちらです。

聴く日経新聞

かつて、海外出張中は、新聞のコピーを、海外のホテルにファックスしてもらって、最新ニュースを入手するという人がいました。その後には、海外の一部のホテルで、日本の新聞が入手できる時代が来ました。(日本人のお客さんが多いところに限りますが)

そして、ポッドキャスティングの時代となった今では、どこに行こうと、ネットで新聞の主要記事を「聴く」ことができるようになりました。出張先でも、休暇中でも、PCとネット接続さえあれば、新聞を「聴く」ことができるのは、便利です。

「聴く日経」のサイトは、こちら

ナディアの英語レッスン

Library by Odyssey のボーナス・ポッドキャスティングとして、ナディアの英語レッスンをやっています。小山薫堂さんが生徒役ですが、小山さん、英語はあまりお得意ではないようです。先生役のナディアに、まるっきり子供扱いを受けています!
この番組を通して、小山さんも、英語がお上手になるかな?

オシム・ジャパンと、ますます充実のAOTENブログ

オシム・ジャパン、第一戦を勝利で飾ることができ、とりあえず、おめでとうございます。実は、2週間ほど前、黒犬のパパ御用達の中華料理屋で、オシムとばったり会ってしまいました。以前から知っていたのですが、黒犬たちとオシムは同じ町に住んでいます。ご本人は初めて拝見しましたが、かなり大柄の方でした。(ぱっと見た感じの推定で、「身長190センチ、体重110キロ」!)何度か書きましたが、オシムのファンです。

ところで、aotenブログがますます充実しています。たとえば、検索ヒント集(サーチ!サーチ!サーチ!)。「公式サイトを一発でみたい!」で紹介されているとおり、グーグルで「黒犬通信」と入力して、I'm feeling lucky!をクリックすると、黒犬たちのイラスト入りの、このブログが一発ででてきます。

スカイプブログも、ライターの佐々木さんは、入門講座を計画中ということですから、おもしろくなりそう。

aotenブログ。快適なITライフを送るための、便利なヒントやアイディアがたくさんでています。是非ご覧ください。

Digital immigrant, digital native

MySpace.com とグーグルが提携するという記事を読みました。MySpaceは、1年ほど前に、ルパート・マードックのニュース・コーポレーションに買収されました。そのときに、マードックは600億円以上の金を払い、高い買い物をしたものだと揶揄されましたが、マイスペースが世界最大のSNSとなった今では、安い買い物だったという声が多くなっています。広告媒体、マーケット・リサーチの媒体としての価値は、急速に高まっています。

そのマードックは、デジタルの事は、よくわからない、自分はdigital immigrant (デジタルの世界には移民してきた)だ、デジタルの世界で生まれ育った子供たちこそ、digital native (デジタルの世界を母国とする)である、とフィナンシャルタイムスの記事で引用されていました。おもしろい表現だと思いました。

digital immigrant であろうとなかろうと、ビジネスに関しては、マードックは、native のようです。

アナリスト向け説明会で、予習

明日お会いすることになっている、ある上場企業のトップの方が、アナリスト向けに行っている決算説明会が、ウェブ上で公開されていたので拝見。動画で1時間半にわたる説明会の様子を見ることができます。どのような方なのか、ほんの少しですが、わかりました。

以前は、このような情報は一般に公開されていませんでしたが、企業のIR意識が進むにつれ、さまざまな情報がウェブ上で入手できるようになっています。便利です。

http://www.e-news.jp/

Microsoft Office Specialist 世界大会速報

Photo_1 先週末にあった、オフィススペシャリスト世界大会の速報が、フロリダから入ってきました。うーん、今年も日本代表は、ダメだったみたいです。チャンピョンは、ワードが、シンガポール代表、エクセルは、オーストラリア代表。写真は、結果発表を待つ、各国代表。大会が終わった後は、みなさん、ディズニーワールドで楽しんでいるのかな?

「となりのトトロ」と「ふたり」

DVDで「となりのトトロ」をようやく見ました。これだけ有名ですが、宮崎作品は、まだ2作目です(「紅の豚」以来)。もちろん、いいアニメだったのですが、姉妹愛、病弱の母親という設定が、大林宣彦さんの映画「ふたり」を思い出させてくれました。ドラマチックな音楽も共通しているところ。

ところで、忙しくていけなかったのですが、オデッセイコミュニケーションズも支援企業に加わっている愛媛FCが、東京ヴェルディ相手に、久しぶりの快勝(4対1)。ヴェルディもどうしたことでしょう?!

柳沼家の凛々しい黒犬

Yaginumadog山形の柳沼さんから、素晴らしい写真がまた送られてきました。もうそろそろ1歳になるはずだと記憶しているのですが、柳沼家の黒犬(フラットコーテドレトリバー)は本当に凛々しい!柳沼さんのお話では、水が大好きなワンちゃんだそうで、写真は寒河江川という川だそうです。うちの黒犬たちは、リードをしないと、どこに飛んでいってしまうのかわからない連中なのですが、柳沼家のワンちゃんは、かしこそうです。

MacBook 到着

アップルストアーで注文していたMacBook が送られてきました。インテルのチップを搭載した新しいマックです。これで一体何台目のマックになるでしょうか?ジョブズのこだわりは、パッケージまで素晴らしい製品の一部に仕上げていて、いつも感心します。場所をとるので、結局は捨ててしまうのですが、しばらくは本体を取り出したあとの、パッケージも取っておきます。

iPod (U2モデル)も買ってあるので、ビデオのポッドキャスティングに挑戦してみようかと思っています。

ビジネススクールの集まり

85年、86年、そして87年にハーバードビジネススクールを卒業した方たちとの夕食会に参加。皆さん、お元気で、それぞれの持ち場でご活躍になられています。僕の同級生でも、旧・大蔵省から来ていたHさん、東ハトの社長をやっている辺見さんなど、久しぶりにお会いして、楽しい時間でした。ハーバード・ビジネススクールの、日本におけるリサーチセンターの代表をやっている江川さん(86年卒)は、一橋大学で商学博士になられたそうで、さすがお勉強家だなと、これにも感心。

年に1、2度、お会いする機会のある皆さんですが、話をしていると、20年ほど前、ボストンで過ごした時間がよみがえってきます。

カイ、退院。

Dscf0488_1 グループ会社・プロジェクトAのある、新富士に行っていたのですが、新幹線の駅の構内には、夏山の天気予報が。いつか、富士の周辺に自転車コースを見つけて、走ってみたいです。今日みたいな、晴れた夏の日には、特にそんな気になってきました。

おかげさまで、本日、カイ退院。仕事のあと、病院に伺いました。一週間ぶりに帰ってきたカイは、手術の傷口をなめないように、T-シャツを着せられています。ちょっと、かっこ悪いので、写真は載せません。どちらにしろ、今は元気に動き回っています。ご心配をおかけしました。

カイ、明日は退院できるかな?

大学の同窓が、出向先の子会社で執行役員になったので、お祝いのお昼ご飯をいっしょにしました。学年は、彼が一学年下です。それほど愛校精神があるとは思っていないのですが、同窓の活躍は、うれしくないはずはありません。

タイピングの重要性を説いていらっしゃるお客様が、お見えに。いまさらタイピングといわれるかもしれません。かつては、タイピングは、英文タイプと決まっていましたが、実はワープロが考えをまとめるツールとなってからは、タイピングは日本語で文章を作っていくためにこそ、すべての人が、若いうちに身につけるべきスキルになっています。算数の九九のように。僕はアメリカの高校に1年高校留学していますが、とった授業で一番感謝しているもの、それはタイピングの授業です。本当なら、日本の中学、遅くても高校では、1ヶ月でいいので、タイプの授業を、強制的に行ったほうがいいくらいだと思っています。

ところで、明日は、カイが切開手術をして一週間目。もし抜糸ができれば、明日カイを家につれて帰ることができます。退院できるかな?カイって、頑固だけど、繊細だから、病院生活が1週間にもなると、滅入っているのではないかと、心配しています。

神様のささやき

今週、イー・ウーマンのサイトで、「天職」に関するサーベイのキャスターをやっているのですが、今日は、ご自分のお仕事は、まさに「天職」と信じている方と、昼食をごいっしょしました。「美」と工芸の世界でお仕事をされている方で、日本にご自分の「美」の世界を創造したいという情熱をお持ちの方でした。

僕はその方の専門分野はよくわからないのですが、強い情熱は、伝わってきました。本物の商品と真剣勝負されてきた方のようで、経済的に、かなりのリスクを背負ってでも、本物を扱っていく、という信念と哲学をお持ちでした。

昨晩は、ある大手出版社の方たちと夕食をしていて、オライリー出版の商品の話になったのですが、一人のかたが、「自分の買ったオライリーの本は、とても質が高かった。売れるとかどうかというよりも、まず、著者がやりたいことを、納得するレベルまで追求している本だった。」ということをおっしゃっていました。

「天職」は、信念をもって、仕事に自分を賭けた人だけが感じることができるのではないかと、思います。他の選択肢を捨てて、あることに自分の人生を賭ける。それも継続的に。きっと、それができている人に、「それはきみの天職だよ」と、神様は時々ささやいているのではないかと想像しています。時に慰め、時に勇気づけるために。でも、神様のそんなささやきを、聞いたことのある人は、かなり少ないように見えます。

聖書に次ぐ本とは

Dscf0486_1 最近知った作家で、アイン・ランド(Ayn Rand) という人がいます。1905年にロシアで生まれた、アメリカの作家・思想家で、82年になくなっています。この人が57年に出版した代表的作品、「肩をすくめるアトラス」(ビジネス社)という本を、先週から読んでいます。 この作品、翻訳で1263ページの大作です。

1991年に、アメリカの国会図書館が行った調査で、「肩をすくめるアトラス」は、20世紀のアメリカで、聖書についで、読者の人生に影響を与えたとされています。そんな本なのですが、僕は、お恥ずかしいことに、つい最近まで、この作家の存在さえもしりませんでした。(聞いたことはあったはずなのですが、完全に忘れていました)

この作家を、若き日のアルヴィン・トフラー(この人の最新作、「富の未来」も読み始めました)がインタビューした記事もあります。アイン・ランドの強烈な自由主義的な考え方を知るきっかけになりました。英語の勉強にも、いいと思います。ウェブ上に、日本語訳もあります。参考までに。