再び中田について

夕べお会いしたマスコミ関係の方の話では、中田のW杯後の引退は、半年ほど前から決まっていたとか。それはそれでいいのですが、昨日の産経新聞スポーツ欄に、中田がベルマーレに在籍していた時の監督・植木さんのコメントが出ていました。「あれだけの選手になったのは、絶対に妥協しなかったことと、練習が最初から世界基準だったこと」。

やはり鉄は熱いうちに打たないと、だめということか!

今日も、インド系ビジネスマンと話をしたのですが、僕らのような中小企業であっても、他の国の連中、それもアメリカだけではなく、これまで思っても見なかったような国(東ヨーロッパやインドなど)の人たちと、仕事の話をする機会がでてきています。

ホワイトカラーの仕事でさえも、金になる仕事は、日本国内にずっと残ってくれるとは限らなくなっています。グローバルスタンダードという英語がいやなら、世界レベルでも、世界基準でもいいんです。他の国の連中のことを、よくわかっておいた方がいいと、日本国内にだけ目を向けている人たちには言いたい。

中田にかえって言うと、中田を魅力に感じるひとたちは、日本の閉塞感をより強く感じている人たちだと思います。スポーツ選手はある意味でうらやましい。走る姿そのものが、自由の象徴になるから。