人材の「マッシュアップ」

Dscf0416_1 大学の同窓で、IT関連の仕事を行っている人たちとの勉強会があったのですが、今夜のキーワードのひとつが、「マッシュアップ」。

先月、サンノゼであったWhere 2.0 カンファランスでも、さまざまな人の口からでた言葉のひとつが、この mash up でした。このマッシュアップ、日本の人材育成で、もっとも重要性が認識され、実行にうつされないといけないコンセプトかと思います。

この頃思うのは、すべての分野における、日本の人材の層の薄さと、幅の狭さです。国土の大きさと比例するような、アメリカの人材の多様さが羨ましくなります。

写真は、オライリーが出版している雑誌、"Make:"。この雑誌、普通の人の発明の夢を刺激するような雑誌で、アメリカのIT人材が育つ背景にある、アメリカ文化の創造性の一例といってもいいほど、質の高い雑誌です。わかりやすさ、消化のしやすさ、雑学的おもしろさが、日本の科学系雑誌の主流のように思うのですが、これはエンドユーザーの層の違いを反映しているのでしょうか?