オシム代表監督待望

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ことし元旦の黒犬通信で、ジェフ千葉のオシム監督が、日本代表監督になることを希望する、ということを書きました。万年J2転落の危機にあったジェフを、ナビスコカップ優勝に導き、リーグ戦でも上位に位置するチームに育て上げた実力があります。

でも、それ以上に、僕が彼に関心を持つのは、ユーゴスラビア最後の代表監督としての実績であり、試合後に発せられるユニークなコメントです。
それは、元旦の黒犬通信でもご紹介した、「オシムの言葉ーフィールドの向こうに人生が見える」で知ることができます。

そして、今日の報道によると、日本サッカー協会は、オシムとWカップ前から、監督就任の交渉をしているとか!是非、実現してほしいです。

今朝の朝日新聞朝刊で読みましたが、川淵さんは、トルシエの時のような、組織サッカーには帰らない、という趣旨の発言をしています。大賛成です。おとなしい、優等生の集団のようなチームが、世界で戦っていけるはずがないもの。第2、第3の中田選手の登場を期待したいです。

きっと、今回の1次リーグ敗退で、川淵さんにも非難が集まると思いますが、日本サッカーがプロとなってから、大した時間がたっているわけでもありません。今の日本の実力はまだこの程度ということ。次の大会、その次の大会を目指して、必死の努力を続ければいいだけ。そんな簡単に強くなれるわけがないんだから。

オシムが代表監督になったら、きっとおもしろくなりますよ。彼の発する言葉が、僕らをどんどん刺激してくれると思います。

ところで写真ですが、まったくサッカーとは関係ありません。ウサギのくせに、クマという名前のおじさんウサギです。