お天気に感謝

ここ数日、素晴らしい天気が続いているので、自転車が楽しいしだいです。ゴールデンウィークに入って、テレビとはさようなら、しています。(この頃、テレビを観なくなっているのですが)

せっかくまとまった時間があるので、普段、あまり読めないような本を読んでいます。ロバート・ノージック『生のなかの螺旋』(青土社)。作者は4年前、胃がんでなくなっていますが、ハーバードの哲学の先生だった人です。今日読んだページで印象に残った言葉です。


「創造性の物語の重要な部分は、物語の全体ではないにしても、創造的な人びとは創造的であることを選んだのだ、ということである。すなわちかれらはそのような道を抜け目なくやろうと覚悟し、それにこそ大事な優先権をあたえ、ほかに気をそらす誘惑に抗してそれに固執したのである。」

僕も、多くの人たちと同じように、創造的な生き方をしたいと希望しているのですが、覚悟と取捨選択、ストイックさが足りていないかと思っているところに、このような言葉に出会いました。

ノージックの著作では、『アナーキー・国家・ユートピア――国家の正当性とその限界』が本棚で読まれることを待っていますが、まだ手つかずのままです。

ゴールデンウィークのようなお休みには、このようなちょっと難しい本を、我慢しながら、すこしずつ読んでいかないと、読む機会がないままになってしまいます。

明日も天気はいいようです。お天道様、ありがとう!