「世界級キャリアのつくり方」

Dscf0313 先日、一橋大学のビジネススクールで教鞭をとっていらっしゃる、石倉洋子先生から、新著を頂戴しました。医師で日本学術会議会長の黒川清さんとの共著で、タイトルは、「世界級キャリアのつくり方」(東洋経済新報社)。

内容は、これからのキャリアを考える大学生から、20代の社会人、子供の教育を考える親御さんたちに、参考になるものです。石倉先生は、ハーバード・ビジネススクールのドクターコースを、日本女性で、はじめて卒業された方です。ものすごくエネルギッシュなので、お会いしていると、「頑張らなくては!」という気持ちにさせてくれる先生です。もう一人の黒川先生のことは、存じ上げなかったのですが、この本から、この先生もスーパーな国際的なプロだということを知りました。

話は変わりますが、最近知り合った方で、ビジネスマンでもありませんし、大学教授でもないのですが、僕が「プロ」だなと思った人がいます。以前、黒犬通信でも紹介したのですが、プロのトライアスロン選手で、現在はテレビのナビゲーターとして活躍している白戸太朗さんです。僕は、彼も、世界に通じた「プロ」だと思っています。それは、石倉先生の本の中でも、必要な要件として挙げられている、「現場力」、「表現力」、「当事者力」、「直観力」などを、白戸さんが身に着けていると感じたからです。彼は、20代前半から、一人で世界中の大会に参加していきながら、「たたき上げ」で身に着けていったのだと思います。選手としての成績がどの程度であったのか、僕はよく知らないのですが、彼のパーソナリティは、確実に、国際人のそれだという印象を持ちました。

どちらにしろ、石倉先生の新著、オデッセイの社員も含めて、多くの方が読まれることをおススメします。