マイクロソフトにとっての「ウェブ2.0」

アメリカ時間の今日、ラスベガスで行われるカンファランスで、ビル・ゲイツが、マイクロソフトにとっての「ウェブ2.0」(マイクロソフトでは、Live Softwareという言い方をしています)のプレゼンテーションをすることになっています。「ウェブ2.0」を唱え始めたティム・オライリー(Tim O’Reilly)が、20分間、ビル・ゲイツに質問をすることになっていて、彼のブログ・サイトには、このような質問をするつもりだ、という質問リストが開示されています。この質問すべてに、20分の時間の中で答えることができるのかどうか、わかりませんが、ティム・オライリーの質問リストを見ているだけでも、マイクロソフトにとっての「ウェブ2.0」の課題を知るヒントになります。

「ザ・サーチ」の著者であるジョン・バッテルも、「マイクロソフトにとってのウェブ2.0」に関して、彼のブログで書いています。

「ウェブ2.0」への動きにおいては、マイクロソフトは、グーグルやヤフーに一歩遅れをとっていると、ティム・オライリーやジョン・バッテルは言っています。それと同時に、彼らはマイクロソフトの持つ巨大な資産や力を評価していて、マイクロソフトがこれからどのような動きをとっていくのか、ある意味では、大きな期待を持っているのではないかと思います。

僕が大きな関心を持っているポイントのひとつは、マイクロソフトの看板商品であるオフィスが、ウェブ2.0の動きに、どのように対応していくのか、ということです。