ドラッカー「365の金言」

社員の人たちと読書会をやっています。ふたつのグループと読書会をしているのですが、ひとつのグループとは、ドラッカーの「365の金言」を一月ごとに読んでいます。僕は英語版のThe Daily Drucker を、社員の人たちは、日本語訳を読んでいます。この本、ドラッカーの入門書として、おススメの一冊です。

本が売れなくなっていると聞きます。その結果は、何十年後かに、日本の国力の低下として表われてくるように思います。本を読むことは、本を選択するところから始まって、人を育ててくれます。まず作者との出会いを選択すること、そしてじっと我慢をしながら作者の声に耳を傾けること。その後、すこしずつ新しい世界が現れてきます。そのような経験はテレビではすべて省略されます。ただ単に、受身になって、ぼんやりしていればいいだけですから。

文部科学省は、教科書の検定なんかしても意味ないのだから(単に隣国とのいさかいを引き起こすだけでしょう)、テレビの検定でも仕事にすればいいのでは?