ブランドの話

学生のころから電気製品といえばS社のものが大好きでしたので、PCもS社のものをこれまで2、3台買いました。ところが、昨年買った薄型のPCは、液晶パネルの部分がものすごく脆弱で、ひと月の間に2度ほど、壊してしまいました。一回目は、こちらの使い方がちょっと乱暴かなとも思ったのですが、8万円くらいの修理費を払った後、2週間ほどもしないうちに、2度目の「破損」を起こしてしまった時には、さすがにこれだけ脆弱な商品を販売すること自体がおかしいのではないかと思うようになりました。

僕はS社の株にもすこしだけですが投資しているため、とても残念でしかたがありません。S社の元気のなさに対して、関西のM社がかなり元気があります。薄型テレビでもかなりの勢いです。有楽町のビックカメラは、会社からも近いため、よく行きます。ここの1階にいくたびに、大型プラズマテレビを見ながら、いつか欲しいなと思っています。M社の製品が大いに目立ちます。

ところで、S社のPCは、もうあきらめ、モバイル用のPCとしては、IBMのThinkPadを数日前に買いました。このPC、IBM ThinkPadとロゴはついているのですが、皆さんもご存知のとおり、現在はIBMではなく、中国のPCメーカーLenovoが生産しています。それはよくわかっているのですが、IBMの名前がついていると、なんとなく安心してしまうところがあるのです。それがブランドの力です。

詳細は覚えていませんが、買収から一定期間後には、IBM ThinkPadの商品名は使えなくなることになっていたと記憶しています。IBMのPC事業を買収した中国メーカーのLenovoのブランドだけになったとき、僕の商品イメージがどう変わるのか、それともまったく変わらないのか、ちょっと興味があります。

追記

3連休の谷間の今日も会社にちょっと出たので、有楽町のビックにいったのですが、たいへんにぎわっていました。休日にこんなに丸の内界隈に人が集まるようになるなんて、10年前には考えられなかったです。