メリー・クリスマス

クリスマス前後の夜になると、辛島美登里さんの「サイレント・イブ」が聴きたくなります。ちょっと哀しい歌詞なので、メリー・クリスマスというわけにはいかないですが。
今日クリスマス・イブは、黒犬たちといっしょにごろごろしながら、本を読んで過ごしました。「おまけの人生」(阪急コミュニケーションズ)という本で、本川達雄先生(東工大大学院で教えていている、生物学の先生)のエッセイや講演を集めたものです。ナマコの研究をしている先生で、かつて「ゾウの時間、ネズミの時間」(中公新書)というベストセラーで有名に。

生物の多様性が豊かさの多様性を教えてくれること、時間の流れは決して一律ではないことなど、考えるヒントがたくさんありました。拝金主義の時代に、自由な考えを持つ人の本を読むと、救われる感じがします。

R0010032写真は、カイがゆったりしているときの様子。カイの一番好きな部分は、目です。今日も、ある方から、優しい目をしている、女の子らしい、と言われました。でも怒ると結構怖いです。