Live Free Or Die

アメリカの各州は、自動車プレートに独自のコピーをつけています。もし変わっていないならば、僕が高校生の時、1年間過ごした中西部のアイオワ州の自動車プレートには、A place to grow (成長する場、育てる場)というコピーが付いているはずです。アメリカの中心的な農業地帯に相応しい、(家族を持ち、子どもを育てるにも良い場所だと、住んでいる人たちの多くから聞かされました)コピーだと思います。

僕が一番好きなコピーが、タイトルにあげた、Live Free Or Die、「自由に生きろ、さもなくば死を!」というものです。これは、ニューハンプシャー州のモットーにもなっている言葉で、General John Stark (ジョン・スターク将軍)が、1809年に残したそうです。自動車プレートのサンプルは、ここに出ています。

いま、僕が乗っている自転車は、Specialized というアメリカのメーカーのロードバイクの中で、一番安い商品なのですが、この会社のモットーは、Innovate or die (イノベーションを、さもなくば死を)というものです。これは、アメリカのビジネス関係で、よく使われる表現のひとつかと思います。

このような言葉に表れたアメリカの精神が、大好きです。自由を守ること、イノベーションを続けること。ビジネスにおいてもそうですが、生きていく上でもとても大切なことだと思っています。