「R25」と「暮らしの手帖」

「R25]は、いまをときめくリクルートのM1対象のフリーペーパー。

そして、「暮らしの手帖」は、異才・花森安治が戦後始め、ある時代を象徴した歴史ある雑誌。

R25を知っている、手にとったことがあるという人は、R25がターゲットとしているM1層だけでなく、女性の間でも多いのではないかと思います。弊社でも10月13日号に広告をだすのですが、R25は企業からの広告収入だけでなりたっている雑誌です。R25は毎週50万部から60万部が配られていると聞いています。

一方の「暮らしの手帖」。この雑誌は、企業の広告ページが一切ありません。フリーペーパーとは対極にある、「天然記念物」みたいな雑誌です。発行部数は知りませんが、多分、R25とは発行部数の点で、一桁少ないのでは・・・僕は、この雑誌が好きで、定期購読をしています。この雑誌の提供する情報には、かなりの信頼感を持っています。。(犬にたとえると、ちょっと愛想がないけど、実はとっても忠実で信頼できる甲斐犬みたいな雑誌!)

本当に有益な情報、本当に信頼できる情報が、なんなのか、どこに行けば得られるのか、それがわからなくなっています。

「暮らしの手帖」は、アフィリエイト・プログラムなんて作っていないはずですし、僕には一切損得勘定はありませんが、この雑誌の存在さえ知らなかったという方には、雑誌のビジネスモデルと、雑誌が提供する情報の価値・信頼性を考える材料として、一度、お読みになることをオススメします。