資格試験のひとつの意義

社内でも時々話をするのですが、僕らの行っている資格試験ビジネスには、いくつかの意義があると思っています。受験いただく個人の方にとっては、就職や転職の際に、どれだけ有利にできるか、ということが大きなポイントになります。

一方、商品ベンダー(たとえばマイクロソフト)の場合に立つと、いかに自社の製品の理解を高めてもらうのか、その結果として、より多くのユーザーに製品から得られる満足感を高めてもらうのか、ということがあります。

資格試験といえば、英語だとか、会計だとか、特定の企業に属さない知識やスキルを思い浮かべることが一般的かもしれませんが、販売されているさまざまな商品やサービスを、正しい知識でもって選択し、使用してもらうための資格試験というものがあってもいいように思います。それは、企業が客を選択するということでもあり、うちの商品はきちんとした理解をもって使用して欲しいという、企業側の希望でもあります。