1985年

面識はないのですが、大学の同窓の人が、「1985年」(新潮新書)という本を最近出しています。この前、飛行機事故に関して書きましたが、この年は僕にとっては忘れられない年のひとつです。この本の作者は1960年生まれのようですから、僕より1年遅れで生まれていますが、この前後に生まれた人間にとっては、1985年は本当にさまざまなことが起こった年として記憶されているはずです。ちょうど24、25歳前後で、社会人になってまだ2、3年の、まだ微妙な頃。僕の場合には、特に、2度目のアメリカ留学に出た年なので、一層、忘れられない年になっています。

ちなみに、1985年の出来事のひとつとして、作者は白洲次郎がなくなったことも記しています。多くの男性ビジネスマンにとって(僕も含めて)、白洲次郎はあまりにもカッコよすぎる先輩です。

今日も自転車で会社に来ているのですが、中央区湊、月島あたりは、過渡期的な様相を見せているので、いまのうちに、一度このあたりを歩くことをお勧めします。自動車ではこのちかくに来ることはあったのですが、自転車で走ってみて、このあたりが大きく変わっていることを知りました。古くからの街並みが壊されていき、大型のマンションやビルが登場してきているさまが、なんとも言えない様です。この前、住吉神社のお祭りの日にこのあたりを通ったのですが、下町のよさを、絶対残して欲しいです。

追記

今日の日経新聞に、プロミスの創業者の神内良一さんが北海道で始められた、神内ファームの求人募集がでています。農業の再生をめざして、私財を投じて始められた事業だそうですが、以前からちょっと関心を持っています。