ペットをしのぶ広告

DSCF0224 先週、サンフランシスコで見た新聞(The San Francisco Chronicleという地元の有力紙)の広告募集のコーナーで、結婚の発表、旅行案内、サービス・ガイド、商品販売などと並んで、「あなたのペットが死んだとき、その死亡広告をだしませんか?」とありました。

Consider posting a memorial where you can express your heartfelt feelings.  Pay tribute to the pet that gave you such unconditional love.

あなたに無条件の愛をくれた大切なペットをしのんで、あたなの気持ちを表現してみませんか?という感じです。

ヨーロッパやアメリカの有力紙(たとえば、ニューヨークタイムズなど)で、写真入の結婚の発表や、同僚の死を悼む告知案内などを、よく見かけます。とても個人的な感情やメッセージが強く出ている案内だったりして、欧米と日本の違いを感じるひとつの事例です。

愛するペットがなくなったとき、悲しみの気持ちを誰かに伝えたい、知って欲しいというのは、洋の東西を問わず誰にもあります。それを社会の公器ともいえる新聞に告知広告として出すかどうか、という点がおもしろい違いだと思います。