ある大学訪問

今日の午後は、オフィススペシャリストの営業のため、ある大学の理事長先生を訪問させていただきました。

日本の企業や学校の問題点は、変化が遅いこと、社内・学内の既得権を持っている方たちが、新しいことにチャレンジしたがらないということかと思います。既得権と言っても、大きな権限をお持ちだというだけでなく、そこに職を持たれているということから始まってです。僕らの仕事でも、信じられないことですが、IT担当の先生が、われわれの資格試験の対象となっているマイクロソフトオフィスを教えられない、だから(学生にはワードやエクセルを教えないといけないのはわかっているのだが)オフィススペシャリストは、カリキュラムに導入できない、なんて話しもかつてはありました。(それらの先生は、自分がかつて使い方を習得した別のソフトウェアしか教えられないから)

今日お伺いした大学は、理事長先生が、リーダーシップを発揮し、社会のニーズを見越した、新しい学科や講座を始められていて、学生の募集などもうまくいっているようです。学校法人は、拝見していると、ファミリービジネスと同じかと思います。2代目、3代目の理事長先生が、創業者と同じような先見性を持って、新しいことにチャレンジしている学校が、サバイブしていくように思います。