「水曜日の朝、午前三時」、「在日」を読む

今日は、CNET主催の「ネットのエマージングサービス・サーチ、ブログ、RSS最新動向」セミナーに参加。会場を埋める参加者の多さに、この分野への関心の高さを感じました。

週末には、知人の勧めで水曜日の朝、午前三時(蓮見圭一著)を読みました。1970年の大阪万博を背景にした恋愛小説でした。この小説の大きなテーマは、日本人女性と、在日朝鮮・韓国人男性との関係。それもあって、買ったままになっていた在日(姜尚中著)を続けて読み終えました。

どの社会でも、差別の壁は、恋愛や就職で姿をあらわすように思います。それも、社会に出る前か、あるいは社会に出て間もない、まだ傷つきやすい段階で。「機会の平等」と「自由」がもっと進み、国籍や性別に関係なく、自由に人生を送れる社会になること。日本もそんなことを目標にすれば、他の国からもっと尊敬されるようになると思います。