新人の頃

DSC_0001R25(リクルートのフリーペーパー)と思ってもらってきたのは、R22という新入社員向けの特別号でした。
あ、そういえば、新入社員が会社勤めを始める時期だと思い出しました。

20年程前、僕にも新入社員の頃がありました。といっても、「就職拒否」状況だったため、企業訪問も1社ほどしかしたことがなく、紆余曲折の後、偶然出あった、日本に進出したばかりの米系コンサルティング会社で働くことになりました。

最初、教えてもらったのは、ヒューレット・パッカードからでている、財務用の計算機HP12Cの使い方でした。HPの計算機の中で、永遠のロングセラーになっているこの計算機は、ものすごくいろいろな機能を持っていて、データを入力していって、複雑な相関関係の分析などもできます。

それから次に教えてもらったのが、表計算のブレイクスルーである、ビジカルク(Visicalc)です。まだ日本ではとても珍しかったアップル2の上で、初めて表計算をしたときには、ちょっとした感動ものでした。このビジカルクは、ハーバードビジネススクールの学生だった、ダン・ブリックリンが、開発したソフトウェアで、PCを財務分析やビジネスプランの作成に使うことは、このソフトが可能にしてくれたといえるほどです。ビジカルクの歴史は、ダン・ブリックリンのHPに、たいへん詳しくでていますので、是非ご覧ください。

ところで、冒頭に紹介したR22には、マイクロソフトオフィスの紹介記事が数ページに渡って掲載されていました。
今の新入社員がまっさきに、マスターしないといけないのは、マイクロソフトオフィスでしょうか。 新入社員の皆さん、まだ時間的な余裕があるうちにこそ、ワードやエクセルなどの達人になってください。英語もそうですが、若いうちにやっておなないと、段々、時間がなくなっていきますから。

追記
写真は、22年前、最初にお世話になった会社で。